前日まで
11/26(木)：前走。
3コーナー手前でムチが入り始めて焦りましたが、そのまま追い通しで押し切って快勝。
この馬の内回りのときの勝ちパターンかもしれません。
1番人気に支持されていましたが、苦手とされている不良馬場がどうかと思っていましたが克服してくれました。
ティルドレン治療をしなくてもよくなったようで、ようやく馬体が固まってきましたかね。
レース後の情報では次走についての記載はなし。
その後クラブHPの情報更新もしばらくなし。
次回の大井開催まで中4週と間が空くし、その前にどっかで使ってほしいな。
12月15日の川崎のA2以下の準重賞がおいしいと思うのですが。
12/9(水)：ようやくクラブHP情報更新。
「前走のレース後も馬体に異常なく、次走は12月31日(木)大井12R(17時50分発走)・おおとりオープン・距離1600m戦への出走を予定しています」
結局中4週の大井開催か。
馬体に異常がなかったらもっと使おうよ。
なんか近年大晦日の出走が多いなぁ。
今年もだと、ここ4年中3回もだわ。
しかも今年は最終レースじゃん。
急いで帰っても、絶対に笑ってはいけないに頭から間に合わないなぁ。
このレース、ハンデ戦か。
地方競馬では珍しいね。
A1の馬とはどのくらいハンデがもらえるのか。
12/18(金)：nankanのHPで番組表・登録馬をチェック。
ゲッ!
重賞4連勝のソルテとかも登録してる。
やっぱオープンだととんでもないのが出てくるじゃん。
完敗したムサシキングオーとかも登録してるし。
やっぱ川崎のA2以下の準重賞に出れば良かったんじゃない?
12/29(火)：nankanのHPで出馬表をチェック。
既報どおり12/31のおおとりオープンに出走確定。
10頭立ての9番枠で騎手は真島。
少頭数になってもレース順は変わらんね。
レース名に「おおとり」って入ってるからね。
おっ、ソルテは回避か。
ハンデが重かったのかな。
そのハンデで言うと、トップハンデはオウマタイムという馬。
今年の羽田盃2着馬で58キロ。
ジャルディーノは55キロで3キロもらいました。
こっちは3年前の羽田盃3着馬。
同着だけどね。
その後、クラブHP情報更新。
荒山師「状態、動きともに良いです。
二走ボケさえなければ、勝ち負けの競馬になるでしょう。
今年最後のレースで、紅白に負けないようにと、真島騎手はおおとりを飾る勝利のポーズまで考えていました。
楽しみにしていてください」
二走ボケって久しぶりに聞いたな。
昔はよく言われてたけど、調教技術の進歩でそういうのはなくなったと何かで読んだ気がする。
紅白よりも「絶対に笑ってはいけない」なんだよ。
つか、ポーズはどうでもいいから勝負に徹してくれ。
当日
大井競馬場まで応援に来ました。
デビュー以来31戦連続の現地観戦です。
東スポが休刊なので、来る道すがら適当な朝刊スポーツ紙を購入。
予想者4人で2人がジャルディーノに◎。
隣のオウマタイムと人気を分け合うようです。
この日の天候は晴れときどき曇り。
馬場状態は良馬場です。
大晦日なのに(だから?)場内混雑。
寒いのでスタンド内で待機。
12Rおおとりオープンの馬体重発表。
ジャルディーノはプラス3キロの476キロ。
時間が来たのでパドックへ。
12Rの出走馬達がパドックに出てきました。
ジャルディーノはいつものように2人引き。
気合が乗っていて好気配に感じられます。
自分の力は出せそうですが、A1の中に入ってどうでしょうか。
パドックビジョンにオッズが映し出されると、ジャルディーノは単勝2倍台で1番人気。
ちょっと人気にしすぎの気がしますが。
オウマタイムは3倍台で続きます。
あとはアントニオピサあたりも人気になっています。
その後騎乗命令。
返し馬を見るためにスタンド前に移動。
ジャルディーノは本馬場入場後、ゴール付近で立ち止まって微動だにしません。
前走と同じだ。
これは吉兆か。
その後、真島騎手に促されてようやく返し馬へ。
返し馬もスムーズに走れていました。
そしてレース。
奇数枠なので先入れ。
入ってからもおとなしくしています。
大外のオウマタイムが入って全馬ゲートイン。
スタート!
ジャルディーノは五分にスタート。
馬なりで進めます。
大外からオウマタイムが先行して逃げていきます。
ジャルディーノは1コーナーで5番手くらいの大外を回って行きます。
「距離ロスしてるなぁ」
オウマタイムが後続を離して逃げる展開。
ちょっと引っ掛かってるか。
ジャルディーノ5番手の外の位置取り変わらず2コーナーを回って向こう正面へ。
オウマタイムはやはり引っ掛かって後続を離して逃げています。
ジャルディーノは徐々に騎手の手が動き始めて追走していきます。
3コーナー手前。
ジャルディーノは大外5番手くらい。
騎手の手が動いて、ムチまで入ります。
「脚がないのか、勝ちパターンなのか」
そのまま追い通しで3,4コーナー中間を回っていきます。
4コーナー。
ジャルディーノはアントニオピサの外に並んで前に進出。
「ああ、あんな外回りやがって、前走の相手とは違うんだぞ」
ジャルディーノ大外から先頭に並びかけて最後の直線へ!
「真島ぁ〜!追えぇ〜!」
ジャルディーノ直線入口で堂々と先頭へ。
アントニオピサは垂れるが、オウマタイムが最内で粘ります。
しかしジャルディーノは先頭譲らず。
「真島ぁ〜!!死ぬ気で追えぇ〜!!」
後続から1頭抜けてくるが、ジャルディーノ先頭を譲らずそのままゴールイン!!!!!!
「よっしゃー!!!!!」
見事にオープン特別勝ちで9勝目!!
完全に本格化したジャルディーノに目を細めながら、絶対に笑ってはいけないのために急いで帰路についた私でした。
今後についてなど
まあ最大3キロ差をもらっていましたが、A1のメンバーに入っての快勝。
素直に褒められますね。
大晦日の忙しいときに見に行った甲斐がありました。
3コーナー手前でムチが入るのはこの馬の内回りの勝ちパターンなんですね。
ただいつも大外を回るんだけど、今回より強い相手だとどこまで通用するかは疑問ですね。
次はどこでしょうか。
2月末のフジノウェーブ記念を目標にしてるのは以前聞いたことがあります。
そこに向けて次走を決めるんでしょうけど、あんまりいいところがないですね。
次の大井開催は中1週になるので使わなそうだし。
その次の大井開催だと、フジノウェーブ記念に中1週になっちまうし。
その間の船橋・川崎・浦和のどこかに適鞍があればそこかなぁ。
ちょうど真ん中だと川崎か。
それともフジノウェーブ記念に直行なのかな。
つか今の賞金で重賞に出れるのかね。
などと考えながら帰宅。
「絶対に笑ってはいけない」を見終わってからクラブHPをチェック。
更新されてる。
ご苦労様です。
真島騎手「調教師から状態が良いと聞いていたので、自信を持って乗りました。
馬体が完成されて走りがしっかりしましたし、レース後の歩様も全く気にならなくなりました。
来年は重賞ですね、頑張ります」
頑張ってほしいねぇ。
それとは別に、そう聞いちゃうとフレーザーも待ってやれば馬体が完成されたんじゃねーかなあと思ったりもして。
荒山師「体重が増えていたので、二走ボケだけが心配でしたが、レースでは安心して見ていられる強い競馬でした。
今年、大井のリーディングを獲れたのは、ジャルディーノの４勝が非常に大きく感謝しています。
ありがとうございました」
えーっと、ジャルは今年5勝したんだけど。
先生かクラブかどっちが間違えたかは知らんけど。
とにもかくにもこちらこそありがとうございました。
良いお年を、ってもう年明けてるか。
次走についてのコメントはないね。
まあ各競馬場の番組を吟味してからかな。
正月休みが明けてもクラブHP情報更新なし。
次走の情報はなるべく早く載せてほしいんだけど。
2015年を振り返って
今回のジャルディーノで2015年の出走は最後になります。
恒例の振り返りを行いたいと思います。
総合成績は44戦8勝2着2回(地方オーナーズを含む、以下同じ)。
本年は自分の愛馬史上年間最多勝。
従来の6勝(2014年)を上回る8勝を挙げてくれました。
年明け初戦のプリンスダムが先ず勝ってくれて、締めのジャルディーノも勝ってくれました。
内訳はジャルディーノ5勝、プリンスダム2勝、ガーデンマイスター1勝。
まあ8勝中6勝が地方競馬というのはありますが、全て地方競馬としては賞金の高いレースだったので良しとしましょう。
最多出走には1走足りませんでしたが、それでも多く走ってくれました。
次に私自身の成績を。
44戦中36戦現地観戦。
現地観戦率.818と例年に比べてちょっと低め。
同日他場出走とかプリンスダムの小倉とかはしょうがないですけどね。
高熱が出て自重したハーコットとか、所用があってどうしても行けなかったプリンスダム2戦が悔やまれますね。
特に10月のプリンスダムは東京でしたからね。
ただ、8勝を全て現地で観戦できたのは良かったです。
初の同日他場出走のハシゴ(新潟→大井)もやりました。
今後も出来る限り現地観戦したいと思います。
当面の難題は小倉大賞典のベルラップの復帰戦かな。
続いて2016年に向けて思うことを。
ジャルディーノは完全に本格化しましたかね。
2〜5歳時に各1勝ずつだったのが、6歳になって5勝。
明けて7歳。
ようやく本格化したんですから、重賞の常連になって1個くらい勝ってくれると良いんですけどね。
プリンスダムは明けて5歳。
ダートに狙いを変えた4歳時に2勝。
1000万条件を勝って再び1000万条件に降級したものの、そこから良くないんですよね。
特にここ2戦は9着と凡走が続いてるんですよ。
なんとか復活して欲しいと思います。
気分転換を兼ねて関東に転厩でも良いですけどね。
ベルラップは明けて4歳。
ダービーで骨折して3歳後半を棒に振ってしまいました。
もう府中の硬い馬場では走らせないで欲しい。
復帰戦は小倉大賞典を視野に入れてるみたいですが、無事に回ってきてくれることを祈っています。
なかなか路線的に難しいですが、ハーツクライ産駒なので長距離路線で天皇賞・春を目指すのが良いのかな。
明け3歳のクーラーキングはどうでしょうか。
なんとかデビューに漕ぎ着けて、初勝利を目指して欲しいところですが。
同じく明け3歳のガーデンマイスターは、せっかく新馬勝ちしたのに2戦目で惨敗。
真島がジャルより上とコメントしてましたが、2戦目で早くもメッキが剥がれたというか。
ここからトントンと勝ってクラシック路線に乗れるほど甘くはないしなぁ。
明け2歳のアドマイヤハッピーの14はここまですこぶる順調そうなので、このまま順調にいって早期デビューを目指してほしいですね。